五・一五事件 海軍青年将校たちの「昭和維新」
990円(税込)
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昭和恐慌下、民衆が困窮を極める中、政党政治の腐敗を憂える海軍青年将校らが起こした五・一五事件。首相を暗殺し、内大臣邸・警視庁を襲撃、変電所爆破による「帝都暗黒化」も目論んだ。本書は、大川周明、北一輝、橘孝三郎、井上日召ら国家主義者と結合した青年将校たちが、天皇親政の「昭和維新」を唱え、兇行に走った軌跡を描く。事件後、政党内閣は崩壊し軍部が台頭。実行犯の減刑嘆願に国民は熱狂する。昭和戦前、最大の分岐点。
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レビュー
レビューコメント(11件)
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目次
はじめに
第1章 日曜日の襲撃—1932年5月の同時多発テロ
第2章 海軍将校たちの昭和維新—国家改造と軍縮条約
第3章 破壊と捨て石—クーデターからテロリズムへ
第4章 議会勢力の落日—何が政...続きを読む - Posted by ブクログいいね 0
血盟団事件の時も感じたが、行動力のある馬鹿ほど恐ろしいものはない。警視庁での乱闘計画(不発)等はよくできたコント、今舞台で実演すれば間違いなく爆笑ものである。
民間の狂信者であった血盟団はともかく、軍...続きを読む - Posted by ブクログいいね 0
内容としては、五・一五事件の前史から、終戦後までの影響を射程に入れたものとなっている。第1章において「本書では、第2・3章で事件に至る経緯を、第4・5・6章で事件が与えた影響を、それぞれ叙述したうえで...
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