幸福の一部である不幸を抱いて

幸福の一部である不幸を抱いて

著:小手鞠るい

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好きになった人に“たまたま奥さんがいた”だけの、二人の女。杏子は「もうひとつの家」に帰る彼を毎夜見送り、みずきは病身の妻を養う彼の訪れを今日も待ちわびる。守られない約束、聞き慣れた嘘、会えない時間が増え続けても二人はとても幸せで……。しかし、たった一通のメール、ほんの一回の情事が、“恋濃き”大人の女たちを狂わせる――。

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ジャンル
文芸
出版社
幻冬舎
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