浮遊霊ブラジル

浮遊霊ブラジル

津村記久子

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「死にたい。死んでるけど」ユーモラスで優しい世界にたゆたう人々。・給水塔と亀/定年退職し帰郷した男の静謐な日々を描く川端康成文学賞受賞作。・地獄/「物語消費しすぎ地獄」に落ちた女性小説家を待ち受ける試練。・浮遊霊ブラジル/初の海外旅行を前に急逝した私は幽霊となり旅人たちに憑いて念願の地を目指す。(上記ほか4篇収録)本書で第27回紫式部文学賞を受賞。自由で豊かな小説世界を堪能できる珠玉の短篇集。解説・戌井昭人

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