ひさしぶりの海苔弁

ひさしぶりの海苔弁

新幹線で食べる海苔弁の美味さ、油揚げが人格者である理由、そしてかまぼこ板の美学とは──。食を愉しみ、食を哲学する。週刊文春の人気食エッセイが電子版で登場!春の終わり、にょきにょき伸びるアスパラガス。真夏に囓るきゅうりの爽快さ。目にしみるさんまの煙に秋の到来を感じ、酉の市で手に入れる切山椒は歳末の風物詩。おつな味、いまの味が記憶の扉を開く。惜しくも急逝された安西水丸画伯のイラストレーションも、単行本版から大増量して、計60点収録。食を楽しみ、食を哲学する絶品エッセイ特盛83篇をご賞味ください。【主な内容】すいか相手にぶつかり稽古どうする、目玉焼きれんこん讃歌パセリを丼いっぱいパパパパパインはいかがですニッカボッカの男めし南国おでんの宇宙「うみねこパン」を盗み喰いかまぼこ板の美学さよなら、ホットケーキ二十五年めのハンバーグ ……など。

ジャンル
エッセイ
出版社
文藝春秋(文芸)
掲載誌/レーベル
文春文庫
提供開始日
2020/1/1

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