【最新刊】卍どもえ

卍どもえ

辻原登 著

1,980円(税込)

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    東京・青山にデザイン事務所を構える瓜生甫には、美しい妻がいる。二人は経済的にゆとりのある暮らしを楽しんでいるが、二度の流産を経てセックスレスの関係になっていた。妻ちづるはある日、知人に紹介された年下のネイリスト塩出可奈子に誘われて、性愛の関係を結ぶ。また甫には、旅行会社のプランナー中子鞠子と古い付き合いがあり、鞠子は、逗子の高級住宅街に家を建てるに当たって、甫に建築家を紹介してもらう。鞠子の夫・中子脩は語学学校の経営者だが、女性関係が派手で夫婦の仲は冷えて久しい。中子夫妻は家の完成を祝うパーティーに瓜生夫妻を呼び、そこでちづるは鞠子と意気投合する。後日、ちづるから鞠子を紹介された可奈子は、鞠子も誘って三人でホテルに行かないかと、ちづるに提案する――。平成の東京を舞台に、男女の、そして女たちの秘密のささやきが交わされる。恍惚の営みは破滅の予兆か……

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    提供開始日
    2020/01/09
    出版社
    中央公論新社
    ジャンル
    文芸

    レビュー

    • 2020/07/10Posted by ブクログ

      テーマはどうやらユングのいう「シンクロニシティ」らしい。「共時性」ともいう、異なる人物の間で同じことが同時に起きる、いわゆる「意味のある偶然の一致」のこと。更にもう一つ。危険な状態が待ち受けていること...

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    • 2020/07/10Posted by ブクログ

      タイトルになっている「卍どもえ」とは、互いに追い合って入り乱れるという意味があるようだ。
      そんなタイトルどおり、この本では、登場人物が慌ただしく交代しては、戻ってきたり、時代も過去にさかのぼったり、現...

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    • 2020/07/10Posted by ブクログ

      時代と向き合い、社会を書く、ということ。現代日本最高峰の作家は〈平成〉を舞台に何を描き出したのか。人の世が綾なす芳醇の最新作

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