この初恋は不透明。 ~じれた獣に悪酔いした夜~
完結

この初恋は不透明。 ~じれた獣に悪酔いした夜~

青山りさ

272

獰猛な瞳に射抜かれて、淫らな熱がよみがえる。再び始まった初恋は、ワインのように甘くてビターで、くらくらするほど不透明だった――…。◆高校時代、初めて唇を重ねた相手は、野球部エースの蓮見智司。その彼と、10年後の東京で偶然再会した絢瀬。けれど彼は、あの頃とはまるで別人! 当時の快活さは見る影もなく、すさんだ雰囲気と色気を身にまとい、ワインバーで働いている智司。会えなかった間、彼に何があったのか… 戸惑いつつ、昔と同じように接しようとする絢瀬だが、「俺のことそんなに気になるなら、寝てみる?」といきなり迫られて――…

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