聖なるズー

濱野ちひろ

1,760円(税込)

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    【2019年第17回開高健ノンフィクション賞受賞作】犬や馬をパートナーとする動物性愛者「ズー」。性暴力に苦しんだ経験を持つ著者は、彼らと寝食をともにしながら、人間にとって愛とは何か、暴力とは何か、考察を重ねる。そして、戸惑いつつ、希望のかけらを見出していく──。<選考委員、驚愕!>○「秘境」ともいうべき動物との性愛を通じて、暴力なきコミュニケーションの可能性を追い求めようとする著者の真摯な熱情には脱帽せざるをえなかった。――姜尚中氏 ○この作品を読み始めたとき、私はまず「おぞましさ」で逃げ出したくなる思いだった。しかし読み進めるにしたがって、その反応こそがダイバーシティの対極にある「偏見、差別」であることに気づいた。――田中優子氏 ○ドイツの「ズー」=動物性愛者たちに出会い、驚き、惑いながらも、次第に癒やされていく過程を描いたノンフィクションは、衝撃でもあり、また禁忌を破壊するひとつの文学でもある。――藤沢周氏 ○人によっては「#Me Too」の「先」の世界の感性があると受け取るのではないか。この作品を世間がどのように受容するのか、楽しみである。――茂木健一郎氏 ○多くのファクトに翻弄された。こんな読書体験は久しぶりだ。――森達也氏(選評より・五十音順)

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    レビュー

    • 2020/07/10Posted by ブクログ

      軽々しく口に出来ないセクシャリティの話の中に、聞いたことも無い「ズーフィリア(動物性愛者)」という人々がいるという事をこの本の存在で知りました。
      いわゆる「獣姦」という言葉の持つ禍々しさと全く相容れな...

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    • 2020/08/04Posted by ブクログ

      これまで「セクシュアリティ」は、子どもを産む(=生殖)という側面ばかりから語られてきた。ゴールは子孫を残すことにあり、その目的を果たせない性交渉をするものは「アブノーマル」の烙印を押され、「ノーマル」...

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    • 2020/01/29Posted by ブクログ

      めちゃくちゃ面白かった。
      帯にセンセーショナルな「動物との性愛!」などの言葉が並ぶのでドぎつい内容を想像してしまうけど、なんてことない人間ではない動物をパートナーとして生きていくことを決断した人達の人...

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