ノンフィクション・ノート４　みんなが思い込むことの不思議

大宅壮一ノンフィクション賞受賞作家が初めて明かす、4500人の取材から見えてきたこの国の真実とは何か。私たちはどのような社会に棲息しているのか。渾身の時代批評論、ついに始まる！　●カモシカの固定されたイメージ　●保護の網のなかで生きるから、増え始める　●桧の苗は、カモシカの餌だった　●桧の芽、真ん中の芯の芽が高値のもと　●三社参り、いや、三庁参り　●結論は先へ送り出される