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服部龍二
保守本流の政治とは──均衡と中庸を信条とする政治家が描いた、この国のかたち。没後40年、「哲人宰相」の足跡をたどる傑作評伝。大平正芳は何を遺したのか。外相として成し遂げた韓国との請求権問題解決や、日中国交正常化の断行は大きな功績である。蔵相、自民党幹事長を経て首相に就任、環太平洋連帯構想を模索したが、党内抗争の果て志半ばで逝った。日中関係の大平証言を増補し、悲運の宰相の素顔と哲学に迫り、保守政治家の神髄を問う。解説・渡邊満子【目次】序章 遠い記憶第1章 「楕円の哲学」──大蔵官僚第2章 政界への転身──池田内閣官房長官まで第3章 始動する大平外交──池田内閣外務大臣第4章 「戦後の総決算」──自民党筆頭副幹事長から宏池会会長へ第5章 外交の地平を追う──田中内閣外務大臣第6章 内外の危機──田中、三木内閣大蔵大臣、自民党幹事長第7章 環太平洋の秩序を求めて──首相終章 「永遠の今」
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