【最新刊】狗賓童子の島

狗賓童子の島

1冊

飯嶋和一

1,210円(税込)
1%獲得

12pt(1%)内訳を見る

    第19回司馬遼太郎賞受賞作、待望の文庫化。全島蜂起!幕末の隠岐「島後」に吹き荒れた叛乱の嵐――本物の歴史小説の凄みと醍醐味を、ぜひとも味わっていただきたい。第19回司馬遼太郎賞受賞作、待望の文庫化!弘化三年(一八四六)日本海に浮かぶ隠岐「島後」に、はるばる大坂から流された一人の少年がいた。西村常太郎、十五歳。大塩平八郎の挙兵に連座した父・履三郎の罪により、数え六つの年から九年に及ぶ親類預けの果ての「処罰」だった。ところが案に相違して、大塩の乱に連座した父の名を、島の人々が敬意を込めて呼ぶのを常太郎は聞いた。翌年、十六歳になった常太郎は、狗賓が宿るという「御山」の千年杉へ初穂を捧げる役を、島の人々から命じられる。下界から見える大満寺山の先に「御山」はあったが、そこは狗賓に許された者しか踏み入ることができない聖域だった。やがて常太郎は医術を学び、島に医師として深く根を下ろすが、災禍に痛めつけられ、怒りに染まっていく島民らの姿を目の当たりにする。

    続きを読む
    提供開始日
    2019/09/06
    連載誌/レーベル
    小学館文庫

    レビュー

    レビューはありません。

    レビュー投稿

    セーフモード