熱源

川越宗一

1,629円(税込)

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    降りかかる理不尽は「文明」を名乗っていた。樺太アイヌの闘いと冒険を描く前代未聞の傑作!樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、天然痘やコレラの流行で妻や多くの友人たちを亡くした彼は、やがて山辺安之助と名前を変え、ふたたび樺太に戻ることを志す。一方、ブロニスワフ・ピウスツキは、リトアニアに生まれた。ロシアの強烈な同化政策により母語であるポーランド語を話すことも許されなかった彼は、皇帝の暗殺計画に巻き込まれ、苦役囚として樺太に送られる。日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ二人が、樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着く。金田一京助がその半生を「あいぬ物語」としてまとめた山辺安之助の生涯を軸に描かれた、読者の心に「熱」を残さずにはおかない書き下ろし歴史大作。

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    レビュー

    レビューコメント(215件)
    • 2020/03/04Posted by ブクログ

       実在の人物をモデルに、歴史的事実を、あるシンプルなテーマで物語化する。そうした作者の意図がしっかりと焦点を結んだ作品。その意味では会心の作と言っていいのではなかろうか。歴史を題材に取ることによる縛り...

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      2020/02/09Posted by ブクログ

      この内容にはネタバレが含まれています
    • ネタバレ
      2020/05/28Posted by ブクログ

      この内容にはネタバレが含まれています
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