<蒼>シリーズ
2

もう二度と弾かない。レッスンの帰り、おれはケースごとヴァイオリンをゴミ箱に捨てるつもりだった。才能なんてないし武之内グループの跡取り息子として特別視されるのにもウンザリだった。そんな時、ヤツは現れた。桜野遼、12歳のくせに倍もありそうな高校生たちをしきってた。ヤツは闇の中で輝きすぎて眩しかった。1996春FUKUOKA――それはあまりにも唐突な出逢いだった。

ジャンル
ボーイズラブ小説
出版社
集英社
掲載誌/レーベル
集英社コバルト文庫
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本作品には、一部過激な表現・描写が含まれていますので、ご購入はご自身の判断と責任において行ってください。