日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学

小熊英二

1,320円(税込)
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    いま、日本社会は停滞の渦中にある。その原因のひとつが「労働環境の硬直化・悪化」だ。長時間労働のわりに生産性が低く、人材の流動性も低く、正社員と非正規労働者のあいだの賃金格差は拡大している。 こうした背景を受け「働き方改革」が唱えられ始めるも、日本社会が歴史的に作り上げてきた「慣習(しくみ)」が私たちを呪縛する。 新卒一括採用、定期人事異動、定年制などの特徴を持つ「社会のしくみ」=「日本型雇用」は、なぜ誕生し、いかなる経緯で他の先進国とは異なる独自のシステムとして社会に根付いたのか? 本書では、日本の雇用、教育、社会保障、政治、アイデンティティ、ライフスタイルまで規定している「社会のしくみ」を、データと歴史を駆使して解明する。【本書の構成】第1章 日本社会の「3つの生き方」第2章 日本の働き方、世界の働き方第3章 歴史のはたらき第4章 「日本型雇用」の起源第5章 慣行の形成第6章 民主化と「社員の平等」第7章 高度成長と「職能資格」第8章 「一億総中流」から「新たな二重構造」へ終章 「社会のしくみ」と「正義」のありか

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    • 2019/10/07Posted by ブクログ

      500ページほどあり、1〜2週間ほどかけて少しずつ読み終えました。
      感想としては、学術論文ほどのデータ量・構成でした。はじめはデータに基づいた事実が述べられているので、関心が薄いと内容が頭に入ってこず...

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    • 2019/09/22Posted by ブクログ

      なるほど、そうか。ドイツをはじめヨーロッパでは職業別で就職を考えるのか。だから、同じ職種で別の会社に移ることなどがわりと簡単にできるのか。日本は会社自体を選ぶことが多い。その中でどんな仕事に就くのかは...

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    • 2019/08/13Posted by ブクログ

       「保育園落ちた。日本死ね」ブログが炎上したとき、俺は全く同意できなかった一人である。
       むしろ、保育園には子どもが集まらなくて廃業が増えていると人から伝え聞いていたからだ。
       それは地方都市の実情で...

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