【最新刊】夏物語

夏物語

川上未映子

1,629円(税込)

本作品についてクーポン等の割引施策・PayPayボーナスライト付与の施策を行う予定があります。また毎週金土日曜日にオトクな施策を実施中です。詳しくはこちらをご確認ください。

    世界十数ヵ国で翻訳決定!生まれてくることの意味を問い、人生のすべてを大きく包み込む、泣き笑いの大長編。著者渾身の最高傑作!大阪の下町に生まれ育ち、小説家を目指し上京した夏子。38歳になる彼女には、ひそやかな願いが芽生えつつあった。「自分の子どもに会いたい」――でも、相手もおらんのに、どうやって?周囲のさまざまな人々が、夏子に心をうちあける。身体の変化へのとまどい、性別役割をめぐる違和感、世界への居場所のなさ、そして子どもをもつか、もたないか。悲喜こもごもの語りは、この世界へ生み、生まれることの意味を投げかける。パートナーなしの出産を目指す夏子は、「精子提供」で生まれ、本当の父を探す逢沢潤と出会い、心を寄せていく。いっぽう彼の恋人である善百合子は、出産は親たちの「身勝手な賭け」だと言う。「どうしてこんな暴力的なことを、みんな笑顔でつづけることができるんだろう」苦痛に満ちた切実な問いかけに、夏子の心は揺らぐ。この世界は、生まれてくるのに値するのだろうか――。芥川賞受賞作「乳と卵」の登場人物たちがあらたに織りなす物語は、生命の意味をめぐる真摯な問いを、切ない詩情と泣き笑いの極上の筆致で描き切る。ページを繰る手が止まらない、エネルギーに満ちた世界文学の誕生!

    続きを読む
    提供開始日
    2019/07/11
    連載誌/レーベル
    文春e-book
    出版社
    文藝春秋
    ジャンル
    文芸

    レビュー

    • 2020/03/15Posted by ブクログ

      冒頭は『乳と卵』の刷り直し。あれ?読んだことがあるような?と思いながらも読み進めると、所々書き直されていたり、エピソードが挿入されたり。アメリッカンチェリーが液晶テレビに置き換わっているのにはニヤッと...

      続きを読む
    • 2019/08/28Posted by ブクログ

      昔、国語の教科書で読んだ、ある詩を思い出した。

      英語を学び始めた少年が、「I was born」という例文に出会って、それが受動態の構文であることに酷く衝撃をうけて、
      父親だったか誰かに、「人は自分...

      続きを読む
    • 2019/12/10Posted by ブクログ

      いやーすごい小説に出会ってしまった!

      もう完全に冬なのに「夏物語」を読んでいるのはなんとなく残念な気もするが、そんな季節感なんか吹き飛ばしてしまうくらいの衝撃を受けた。

      好きな人とのセックスを心が...

      続きを読む
    開く

    セーフモード