【最新刊】雪の階

雪の階

奥泉光 著

2,640円(税込)

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    昭和十年、秋。笹宮惟重伯爵を父に持ち、女子学習院高等科に通う惟佐子は、親友・宇田川寿子の心中事件に疑問を抱く。冨士の樹海で陸軍士官・久慈とともに遺体となって発見されたのだが、「できるだけはやく電話をしますね」という寿子の手による仙台消印の葉書が届いたのだ――。富士で発見された寿子が、なぜ、仙台から葉書を出せたのか? この心中事件の謎を軸に、ドイツ人ピアニスト、探偵役を務める惟佐子の「おあいてさん」だった女カメラマンと新聞記者、軍人である惟佐子の兄・惟秀ら多彩な人物が登場し、物語のラスト、二・二六事件へと繋がっていく――。

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    提供開始日
    2019/06/28
    出版社
    中央公論新社
    ジャンル
    文芸

    レビュー

    • 2018/03/23Posted by ブクログ

      おもしろかった-!前作「ビビビ・ビ・バップ」とはまったく違う趣向とテイストだが、盛りだくさんの要素を詰め込んだマンダラ図のような作品世界は共通していて、こういうのを書かせたら右に出る人がいないのではな...

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    • 2019/03/09Posted by ブクログ

      圧巻の大作。とんでもないものを読んでしまった、というのが率直な感想です。587ページにわたって埋め尽くされた文語調の文字、文字、文字。何度も挫折しかけましたが、這うようにひたすら字を追い続け、どうにか...

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    • 2018/04/21Posted by ブクログ

      谷崎潤一郎を思わせる文体にとまどいながら長編大作を読了できたのは主人公・惟佐子に不思議な魅力を感じたから。

      カリスマ性を持つ不可解な娘でした。艶やかな着物を自分流に着こなす華族の娘でありながら、当時...

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