川っぺりムコリッタ

荻上直子

1,320円(税込)

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    「なんで生まれてきちゃったんだろうって、ずっと思っていました」“ひとり”が当たり前になった時代に、映画監督・荻上直子がろくでもない愛すべき人々のアパート暮らしを描く、書き下ろし長編小説。高校生の時に母親に捨てられ、知り合いの家や建設現場を転々とし、詐欺で入った刑務所で30歳を迎えた山田。出所後に海の近くの塩辛工場で働き始めた彼は、川べりに住みたいと願い、ムコリッタという妙な名前のアパートを紹介される。そこには図々しい隣人の島田、墓石を売り歩く溝口親子、シングルマザーの大家の南など、訳ありな人々が暮らしていた。そんな山田に、役所から一本の電話がかかってきた。幼い頃から一度も会っていない父親が孤独死したので、遺骨を引き取ってほしいという――。ずっと一人きりだった青年は、川沿いの古いアパートで、へんてこな仲間たちに出会う。友達でも家族でもない、でも、孤独ではない。“ひとり”が当たり前になった時代に、静かに寄り添って生き抜く彼らの物語。

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    レビュー

    • 2019/08/22Posted by ブクログ

      高2の時母親に捨てられ、食べるために悪いことをし、気が付いたら刑務所にいた僕は出所後、更生施設から紹介された塩辛工場で働きながら、川べりにある築50年のぼろアパート「ハイツ ムコリッタ」で暮らし始める...

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    • 2020/01/19Posted by ブクログ

      しみじみいい話だと思った。
      読み始めから勝手に映像が浮かんでしまう。
      しかもキャストまで見えてきてしまうのは、映画監督さんの作品だからなのか。
      小林聡美・三石研・もたいまさこ・加瀬亮 
      荻上さん好きな...

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    • 2020/03/15Posted by ブクログ

      すごく良かった。
      じんわり沁みいるお話。

      ちょっと前に観てたドラマの『凪のお暇』を思い出したりしながら読みました。

      ちゃんと前を見て、ゆっくりでも進んでいるのがよかったです。

      島田さん、ナイスキ...

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