三条実美 維新政権の「有徳の為政者」

三条実美 維新政権の「有徳の為政者」

内藤一成 著

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三条実美(1837~91)は、過激な攘夷派公家、七卿落ちで知られる。維新後は右大臣・太政大臣として新政府の頂点に立つが、政治手腕に乏しく、無能という評価すらある。だがそのような人物が、なぜ維新後18年間も、大久保利通や伊藤博文ら政治家を従え、難局に対処できたのか。本書は、時代の寵児として脚光を浴びた青年期から、苦難の長州・太宰府時代、新政府内での役割など、その生涯を丹念に追い、実像に迫る。

ジャンル
学術・学芸
出版社
中央公論新社
掲載誌/レーベル
中公新書
提供開始日
2019/06/14

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