【最新刊】不時着する流星たち

不時着する流星たち

お得

1冊

著者:小川洋子

704円492円(税込)

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    盲目の祖父は、家中を歩いて考えつく限りの点と点を結び、その間の距離を測っては僕に記録させた。足音と歩数のつぶやきが一つに溶け合い、音楽のようになって耳に届いてくる。それはどこか果てしもない遠くから響いてくるかのようなひたむきな響きがあった――グレン・グールドにインスパイアされた短篇をはじめ、パトリシア・ハイスミス、エリザベス・テイラー、ローベルト・ヴァルザー等、かつて確かにこの世にあった人や事に端を発し、その記憶、手触り、痕跡を珠玉の物語に結晶化させた全十篇。硬質でフェティッシュな筆致で現実と虚構のあわいを描き、静かな人生に突然訪れる破調の予感を見事にとらえた、物語の名手のかなでる10の変奏曲。

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    提供開始日
    2019/06/14
    連載誌/レーベル
    角川文庫
    出版社
    KADOKAWA
    ジャンル
    文芸

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    レビュー投稿
    • 2020/02/02Posted by ブクログ

      十篇から成る短編集で、物語の最後に、モチーフにされた人物や事柄が短く説明されていた。
      発想や着眼点の豊富さに驚く。
      小川さんの手にかかると、いくらでも物語が生まれそう。
      物語を紡ぎ出す名手だと思った。...

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    • 2019/12/12Posted by ブクログ

      面白かったです。文庫で再読しました。
      何度読んでも、このモチーフでこの物語を描くのか…と驚いてしまいます。
      カタツムリのお話がパトリシア・ハイスミスだったり、肉詰めピーマンのや文鳥のお話は最後の方にモ...

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    • 2019/09/23Posted by ブクログ

      先月購入。自分の感覚としてはどの作品も後味がよくない。静かで不穏。どれか一つ選ぶなら最後の「十三人きょうだい」がいい。放置手紙調査法というものをはじめて知った。おもしろい方法だなと思った。

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