【最新刊】綺譚集

綺譚集

1冊

著:津原泰水

733円(税込)
1%獲得

7pt(1%)内訳を見る

    散策の途上で出合った少女が美しく解剖されるまでを素描する「天使解体」、白痴の姉とその弟が企てる祖父殺し「サイレン」、陵辱された書家の女弟子の屍体が語る「玄い森の底から」等、妖美と戦慄が彩る幻想小説や、兎派と犬派に分かれた住民たちの仁義なき闘争を綴る「聖戦の記録」の黒い笑い、失われた女の片脚を巡る「脛骨」の郷愁、ゴッホの絵画を再現した園に溺れゆく男たちの物語「ドービニィの庭で」の技巧等々。文体を極限まで磨き上げた十五の精華を収める。孤高の鬼才による短篇小説の精髄。※紙書籍版とはカバー画像が異なります。/【収録作】「天使解体」/「サイレン」/「夜のジャミラ」/「赤假面傳」/「玄い森の底から」/「アクアポリス」/「脛骨」/「聖戦の記録」/「黄昏抜歯」/「約束」/「安珠の水」/「アルバトロス」/「古傷と太陽」/「ドービニィの庭で」/「隣のマキノさん」/解説=石堂 藍

    続きを読む
    提供開始日
    2019/06/03
    出版社
    東京創元社
    ジャンル
    文芸

    レビュー

    3.9
    31
    5
    12
    4
    9
    3
    7
    2
    2
    1
    1
    レビュー投稿
    • 2018/10/17Posted by ブクログ

      文章芸の極みな短編集
      言葉の選びと連なりが表現するものは
      さまざまな読み味があり向ける視野の幅広さがあり再読に耐える深さが出来上がっていて
      いつまでもすりすりしていたくなる造形の楽しさがある
      『脛骨』...

      続きを読む
    • 2018/10/08Posted by ブクログ

      52:津原さんの短編集。タイトルを裏切らない、エロ・グロ・幻想・奇想が万華鏡のように色とりどりに姿を変えるさまは素晴らしいです。書かれてある字面を追うだけならば相当エログロなのですが、どうしてかそんな...

      続きを読む
    • 2014/11/06Posted by ブクログ

      津原泰水の短編はどれも素晴らしいのだけど、どの作品も読み始めはややうんざりする。自分の中の見たくない自分や忘れかけていたものなど、なんというかそういう朽ち果てようとしていたものに不意に出くわしてしまう...

      続きを読む
    開く

    セーフモード