【最新刊】渋沢家三代

渋沢家三代

佐野眞一

896円(税込)

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    新1万円札の肖像に決定した渋沢栄一とは一体、何者だったのか?日本銀行、第一国立銀行(みずほ銀行)、日本郵船、東京電燈(東京電力)、東京瓦斯(東京ガス)、大日本麦酒(サッポロビール、アサヒビール)、商法講習所(一橋大学)、東京ホテル(帝国ホテル)など、日本を代表する約650の企業や団体をつくった「日本資本主義の育ての親」。それにも関わらず、三井、三菱、住友のような財閥となることを拒み、静かに没落していった──。人物ノンフィクションの第一人者が、栄一・篤二・敬三と続いた渋沢一族三代の真実の姿を描く。わが国に資本主義を産み落とし根づかせた栄一、それを継承し育んだ嫡孫・敬三。その狭間にあって、廃嫡の憂き目にあった篤二。勤勉と遊蕩の血が織りなす渋沢家の人間模様をたどることは、拝金思想に冒されるはるか以前の「忘れられた日本人」の生き生きとした息吹を伝えることにも重なる。この一族は、なにゆえに「財なき財閥」と呼ばれたのか? なぜ実業家を輩出しなかったのか? いま新たな資料を得て、大宅賞受賞作家が渋沢家三代の謎を解き明かす。「私はこの本で“偉人伝”を書いたつもりはない。それより意図したのは、栄一という人物の偉大さに押しつぶされた渋沢家の人々の悲劇を、明治、大正、昭和の時代相に重ねて描くことだった。これはまったく類書がない着眼点だといまも自負している」(本書より)電子書籍化にあたり、新稿「渋沢家の真相」を収録した。

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    提供開始日
    2019/05/31
    連載誌/レーベル
    文春新書

    レビュー

    • 渋沢家三代2020/11/14Posted by ブクログ

      次回大河ドラマの主役渋沢栄一、その息子で廃嫡される篤二、民族学で名を残す敬三。渋沢家の三代を通じて見つめる日本近代史。

      渋沢栄一だけでなく、その子、孫。さらに一族本家まで俯瞰した新書としては守備範囲...

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    • 渋沢家三代2013/10/03Posted by ブクログ

      先日論語と算盤という本を読んだ際に、気になった本です。

      非常に面白かったです。
      栄一という近代日本資本主義の父の実の子たちに降りかかる重圧。
      それを女性であったり、学問に救いを求めたり、とにかく厳格...

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    • 渋沢家三代2016/04/30Posted by ブクログ

      資本主義の父と民俗学のパトロンの生涯をまとめて読めるのはお手軽と思ったが、あとがきにも書かれている通り、敬三の民俗学へのパトロネージュについてはほとんど触れられておらず、『旅する巨人』を読めとのこと。...

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