秘本三国志(四)

秘本三国志(四)

陳 舜臣

611円(税込)
3

いまや天下取りは、曹操と袁紹にしぼられた。曹操のもとに亡命していた劉備は「二人で組んで天下を狙おう」との曹操の提言で、敵陣攪乱のため袁紹軍に走るが……。さあ、いよいよ諸葛孔明の登場! 劉備玄徳の陣営は、関羽、張飛ら豪傑を揃えてはいるが、権謀術数の士に欠けており、劉備はながく参謀ぬきで戦っていたのだ。劉備は孔明を訪ねたが、孔明は会おうとしない。それでも劉備は三たび足を運び、いわゆる“三顧の礼”をもって智将・孔明を参謀に迎えた。

ジャンル
文芸
出版社
文藝春秋(文芸)
掲載誌/レーベル
文春文庫
提供開始日
2019/4/22

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