【最新刊】少女外道

少女外道

皆川博子

611円(税込)

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    戦前の日本。裕福な家庭に育った久緒は、出入りの植木職人・葉次が苦悶する姿を見て、苦しみや傷に惹かれてしまう「外道」の自分を自覚する。そして「この感覚は、決して悟られてはならない――」と誓う。人には言えない歪みを抱きながら、戦前~戦後の日本をひとり生きた女性画家の人生を描いた表題作。ほか、火葬場で初めて出会った男女2人が突然、人の倫理を飛び越す「巻鶴トサカの一週間」など、彼岸と此岸、過去と未来を自在に往還する名手・皆川博子の傑作短篇7篇を収録。

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    提供開始日
    2019/04/22
    連載誌/レーベル
    文春文庫
    出版社
    文藝春秋
    ジャンル
    文芸

    レビュー

    • 2014/05/02Posted by ブクログ

      再読。数ある皆川作品の中でも特に好きな短編集。
      「少女外道」というタイトル通り、「少女」という存在が発見した(見る側にとっては発露というほうがしっくりくるような)「外道」についての作品ばかりが収められ...

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    • 2017/02/28Posted by ブクログ

      いつもながら、読む手が止まらなくなる本。
      どんな内容なのか、全然説明できないのに、面白い。
      登場人物に感情移入もできない。
      作家が高齢だからか、戦時中の話が多いが、祖父が帝国陸軍だったため理解できる。...

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    • 2016/11/20Posted by ブクログ

      一直線上にある生と性と死を甘美な毒で流し込まれているような気分。その毒は全身を巡り知らないはずの感覚が我が身を貫く。この酩酊感こそが皆川作品に触れることの喜びであり悦び。

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