岩倉具視 言葉の皮を剥きながら

岩倉具視 言葉の皮を剥きながら

永井路子

6

明治維新の立役者の一人、岩倉具視。下級公家に生まれ、クーデターの画策などで幾度となく追放されながら、いかにして彼は権力の中枢までのぼりつめたのか。本作の構想を長年温めてきた著者が、卓越した分析力と溢れる好奇心で史料と対峙。「尊王攘夷」や「佐幕」といった言葉を剥きながら、新たな岩倉具視像を立ち上げることに成功した永井文学の集大成!

ジャンル
歴史・時代
出版社
文藝春秋(文芸)
掲載誌/レーベル
文春文庫
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