始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

渡邉義浩

792円(税込)

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    【秦は「ベンチャー的体質」ゆえに中華統一できた】初の中華統一を成し遂げた秦は、もともと「田舎の小国」に過ぎなかった。しかし、既得権者も少数だったため、リーダーが「抵抗勢力」を封じ込めることができた。「技術革新」にいち早く対応し、新たな社会体制を構築できたのだ。一方の六国は、フットワークが重く、テクノロジーがもたらす「新しい秩序」に背を向けたことで、秦に敗れた。【法家は歴代帝国に引き継がれた】秦が社会体制変革を行なう際に、理論的支柱となったのが「法家」の思想だった。これにより、国内の全リソースを「君主」一人が管理・収奪するシステムを作り上げる。秦の滅亡後も、法家は形を変え、歴代国家に引き継がれた。結果、人類史上、中国大陸でだけ、繰り返し統一帝国が興ることとなった。中国大陸の帝国が、広大な領土を中央から一律に支配し続けたのは、「始皇帝の遺産」を引き継いだからなのだ。そして、法家は現代中国でよみがえりつつあるように見える。【『キングダム』で通奏低音のように流れる法家】原泰久氏の漫画『キングダム』では、法家改革後の秦と、旧式の社会体制である六国の対比が見事に描かれている。本書では、『キングダム』という物語に流れる地下水脈を、25点もの名場面を引用しながら縦横に解説する。

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    レビュー

    • 2019/08/24Posted by ブクログ

      「『キングダム』で解く中国大陸の謎」、という副題の通り、今もなお続く中央集権国家の原理がよく分かる。ちょうど漫画を読んでいて法家の思想が気になっていたところだったので、理解がより深まった。
      ...

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    • 2019/04/21Posted by ブクログ

      かの春秋戦国時代に、なぜ中華は「一つになりたがっていた」のか、他の6国ではなくなぜ秦国が統一を果たせたのか、その答に迫る内容の一冊で、キングダム好きとしては興奮しきりで一気に読み終えた。

    • 2019/05/20Posted by ブクログ

      キングダムファンにはたまらない一冊。
      秦がなぜ中国統一できたのか、その素地となる部分の法家思想などなるほどと納得。
      そして秦をはじめとして、基本的には常に中央集権体制をとってきた中国という特異性、そし...

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