それでもこの世は悪くなかった

佐藤愛子

815円(税込)

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    人から見たら悲劇かもしれない人生。しかし、正々堂々、力いっぱい生きた私はいま、満足だ――こんな佐藤愛子は、どうしてできた?ワガママ盛りの6歳で聞いた乳母の言葉は、思えば初めての人生の教訓だった。以来、父・佐藤紅緑、母、先輩や友の影響を受けて出来上がったのは、「他人から理解されないばかりでなく、自分でも何かわけのわからない、ヘンな佐藤愛子」。そして二度の結婚に失敗、夫の借金に巻き込まれ、それでも人は幸福に生きられる!93歳、初の語り下ろし人生論。佐藤愛子を作った言葉「なんぼお嬢ちゃんやかて、大きゅうなったらどうしてもせんならんということが、世の中にはおますのやで」(乳母)「豆腐屋のオッサンかて校長先生かて、おんなじ人間ですがな」(母)「カネカネという奴にろくな奴はいない」(父・佐藤紅緑)「女に小説は書けないよ。女はいつも自分を正しいと思っている」(師・吉田一穂)「君はね、平林たい子さんのような作家になりなさい」(師・北原武夫)「苦しいことが来た時にそこから逃げようと思うと、もっと苦しくなる」(師・臼井栄子)「君は男運が悪いんやない。男の運を悪くするんや」(友・遠藤周作)

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    レビュー

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    • 2019/01/07Posted by ブクログ

      今年は、亥年。
      佐藤愛子氏も、亥年なので、96歳を迎える事になられる。
      「90歳 何がめでたい」も読んで、結婚2度、そして、夫の借金を支払う必要もなかったのに、肩代りした話。
      そして、作家友達の遠藤周...

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    • 2018/02/24Posted by ブクログ

      一言ひとことが血の通った言葉。

      大きな不幸も必死に乗り越え
      後に幸福の素晴らしさを知る。

      そんな豪放磊落な人だと感じた。

    • 2017/11/22Posted by ブクログ

      ぶっ飛んだ婆さんだと思いましたが、すごく肝が座っている。
      私のような我慢が足りない人間には、お灸をすえる一冊です。

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