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阿比留瑠比
産経新聞政治部の名物記者が描く、知られざる安倍晋三の肉声秘話。第一次政権の失敗とは何だったのか。あのときと現在では何が違うのか。築き上げてきた政治的資産のみならず、政治生命すら失いかけた失意のどん底から、再びここまで上り詰められたのはどうしてか。人によって好き嫌いも評価もくっきりと二分される安倍とは一体、何者であり、どんな政治家なのか。慰安婦問題、拉致問題、教科書問題、靖国神社参拝問題、日米同盟と対中関係、対メディア、消費税増税といった諸問題について、どう考え、何を語ってきたのか。98年、まだ若手だった安倍晋三に密着取材して以来、記者として18年以上もウォッチし続けきた著者が、直接、安倍と話をし、また見聞し、現場で体験し、考えてきたことをそのまま記した。【目次】序章 その時、安倍の言葉を聞いた第一章 実は出世は遅かった第二章 小泉純一郎という両面教師第三章 小泉さんは、拉致を分かっていない第四章 なぜ、一次政権は崩壊したのか第五章 政治的な死者と言われて第六章 盟友、中川昭一のこと第七章 橋下徹コネクション第八章 経済という切り札第九章 オバマとの関係はこう詰めた第十章 安倍の後継者は誰か?あとがき 少数派が中枢に位置する時略年表
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