月火水木は第1巻がお得クーポン(最大50%OFF)
六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー

六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー

西部邁

1

かつて保守派の論客としてマスコミを賑わせた西部邁氏が、今年1月、78歳で自死した。その言論活動の原点は、日米安保条約に反対する武力闘争「六〇年安保」。本書は、1986(昭和61)年に著者がはじめて当時の闘争を振り返ったもので、共に戦った盟友たちの内面の葛藤にまで踏み込み、あの闘争とは何だったのかを問い直す。そこには崇高な思想よりも若者としての焦燥感、虚無感などが色濃く現れざるを得ない。「空虚な祭典」の中にいた「哀しき勇者たち」を、著者は時に愛をもって、時に突き放して語っていく。【目次】序章 空虚な祭典―-安保闘争 ブント 私第一章 哀しき勇者――唐牛健太郎第二章 優しい破壊者――篠田邦雄第三章 純な「裏切者」――東原吉伸第四章 苦悩せる理想家――島成郎第五章 善良なる策略家――森田実第六章 寡黙な煽動家――長崎浩終章 充実への幻想――思い出の人々あとがき解説 保阪正康

ジャンル
ノンフィクション
出版社
文藝春秋(文芸)
掲載誌/レーベル
文春文庫
閉じる
開く
  • 6回使える70%OFFクーポン(上限・条件あり)

[{"item_id":"A002149417","price":"1324"}]