独裁の中国現代史 毛沢東から習近平まで

独裁の中国現代史 毛沢東から習近平まで

楊海英

896円(税込)
8

繰り返される粛清、密告、民族弾圧。世界最大の独裁国家はいかに築かれたか? 2019年は中華人民共和国の建国70周年。日中戦争、朝鮮戦争、文化大革命、改革開放、天安門事件、そして習近平体制まで、世界第二位の経済大国となりながら、いまだ一党独裁体制、少数民族弾圧、都市と農村の格差といった矛盾を抱える大国の病巣を、毛沢東以来の歴史に探る。中国システムの抱える致命的な欠点とは? 【目次】序章 中国共産党という組織 ──徹底監視のシステム第1章 国民党と共産党 コミンテルが生んだ双生児第2章 毛沢東の“国盗り”戦術 ──抗日神話のウソ第3章 中華人民共和国の誕生 ──スターリンとの確執第4章 大躍進 史上最大の災厄第5章 世界史から見た文化大革命 ──粛清と民族破壊第6章 新たな独裁者トウ小平 ──「先富論」のトリック第7章 習近平 引き継がれる独裁の系譜

ジャンル
ノンフィクション
出版社
文藝春秋(文芸)
掲載誌/レーベル
文春新書
提供開始日
2019/04/08

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