【最新刊】軍人が政治家になってはいけない本当の理由 政軍関係を考える

軍人が政治家になってはいけない本当の理由 政軍関係を考える

廣中雅之

896円(税込)

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    憲法改正を争点に総選挙が行なわれようとしている。安倍内閣は、9条に自衛隊の存在を明記することを目論んでいると言われる。それはそれで必要なことかもしれない。しかし、その前に議論すべき重要な問題がある。わが国は戦後70年以上にわたって、自衛隊を「軍隊ではない」としてきた。その反動で、国民は軍事的な問題を考えることから隔離されてきた。民主主義国家における政治と軍事の関係――欧米諸国でさえ、この問題は常に緊張感をもって、日々研究されている。われわれは、その修練なしに、いきなり軍隊を持ってはいけないのである。筆者は、東日本大震災のとき、統合幕僚監部運用部長という、自衛隊の作戦全体を考えるポジションにいた。そして、自衛隊の使い方をまったく理解していない政治家とのやりとりに、疲れきった経験をした。その体験からスタートして、アメリカ、イギリスで研究を続けた成果が本書である。栗栖弘臣統合幕僚会議議長の解任、田母神俊雄航空幕僚長の解任、スーダンPKO日報事案、ダグラス・マッカーサー連合国軍最高司令官の解任、ジョージ・マーシャル元帥とフランクリン・ルーズベルト大統領の信頼関係、コリン・パウエル米統合参謀本部議長の湾岸戦争における判断、アフガン増派問題におけるマイケル・マレン米統合参謀本部議長の悩み、リビア、シリア内戦におけるディビッド・リチャーズ英統合参謀総長の判断、東日本大震災における折木良一統合幕僚長の判断など、生々しい具体的事例をもとに、理想的な政軍関係を提案する。

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    提供開始日
    2019/04/08
    連載誌/レーベル
    文春新書

    レビュー

    • 2017/12/29Posted by ブクログ

      読みやすく、分かりやすい本だった。
      ちょっぴりほめ過ぎ?みたいなところもあるにはあるけど、完璧な本なんてないのだし、自分が勉強すればいい話なのだ。
      よくある、言いたい方に誘導するためというのがよく分か...

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    • 2019/02/03Posted by ブクログ

      ●:引用

      ●自衛隊は、創設以来、帝国陸海軍とは全く異なる民主主義国家の国防組織として発展してきた。しかしながら、わが国民、就中、国民の代表である政治指導者は、第二次世界大戦の敗戦の強いトラウマを持ち...

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    • 2020/07/25Posted by ブクログ

      空将で退官した元自衛官の著者が政軍関係について述べた本。
      日本においては政軍関係の重要性がよく認識されていないことを問題提起し、自衛隊の軍事専門組織として明確に位置付けること、政軍関係の研究や教育の促...

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