真実の航跡

伊東潤

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    太平洋戦争中に起きた非道な捕虜殺害事件。戦後、BC級戦犯裁判で浮かび上がった、驚愕の真実。法の正義はどこにあるのか――。一人の若き弁護士が、“勝者なき裁判”に挑む。圧巻の歴史小説! 昭和19年3月、大日本帝国海軍の重巡洋艦「久慈」は、インド洋でイギリス商船「ダートマス号」を撃沈。救助した捕虜を殺害した。敗戦後、「久慈」艦長であった乾と、「久慈」が所属していた第16戦隊の司令官・五十嵐は、戦犯として起訴される。戦犯弁護人として香港にやってきた若手弁護士の鮫島は、裁判資料を読み込むうちに、この事件の―― 大日本帝国海軍の―― 抱える闇に気づいていく。

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