【最新刊】肉弾 (角川ebook)

肉弾 (角川ebook)

1冊

著者:河崎秋子

1,210円(税込)

本作品についてクーポン等の割引施策・PayPayボーナスライト付与の施策を行う予定があります。また毎週金土日曜日にオトクな施策を実施中です。詳しくはこちらをご確認ください。

    豪放でワンマンな父親のもとで育った貴美也は大学を休学中のニート。親に反発しながらも庇護下から抜け出せずにいる。そんな彼を父親は、北海道での狩猟に連れ出した。地元ガイドの話を無視し、大物の雄鹿を仕留めるために、父子はカルデラ地帯の奥深く分け入っていく。そこに突然熊が襲ってきた。なすすべなく腹を裂かれて死ぬ父親。ひとり取り残された貴美也。後ろから気持ちの悪い唸り声が追ってきた。情けなく涙と涎を垂らし、悪態をつきながら、貴美也は逃げる。ただ、死なないために。自分の傲岸なまでに強靭なエゴに支配される人間。人間に従属する歴史を繰り返した犬。人間の営みにより生活をおびやかされた熊。残酷だが美しい、それぞれの生――そして青年は覚醒する。※本書は2017年10月6日に配信を開始した単行本「肉弾」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)

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    提供開始日
    2019/02/05
    連載誌/レーベル
    角川ebook
    出版社
    KADOKAWA
    ジャンル
    文芸

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    レビュー投稿
    • 2020/02/19Posted by ブクログ

      以前読んだ『颶風の王』にあった言葉「動物は自らを殺さない。生きることに執着する」を、今回更に突き付けられた。
      キミヤは父親に反発しながらも庇護のもと無気力な日々を送っていた。
      しかし一転、北海道でヒグ...

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    • 2020/01/05Posted by ブクログ

      人の視点から犬の視点、熊の視点へと替わっていきますが、「ベルか吠えないのか」を読んでいるような気分になりました。
      2020年の一冊目に読んで良かったです。

    • 2019/08/13Posted by ブクログ

      疑問はない。ただ生きるだけ。

      摩周カルデラの中で繰り広げられる熊と、犬と、人の、生き残る為の戦い。そこにあるのは文明だの思想だのモラルではない。生き残るという本能だけだ。前作同様、過酷な自然と、その...

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