「ヒップホップは音楽ではない」「ヒップホップは『少年ジャンプ』である」といったキラーフレーズを満載した前作『文化系のためのヒップホップ入門』は、ライムスター宇多丸さんや山下達郎さんにも高く評価され、刊行から7年が経った現在も売れ続けているアルテス最大のロングセラーです。その続編『2』は、ケンドリック・ラマーやチャンス・ザ・ラッパーが登場し、ニッキー・ミナージュら女性ラッパーが活躍、ファレル・ウィリアムズ〈ハッピー〉が大ヒットした、2012年から14年まで3年間のヒップホップ・シーンの変遷を追いかけます。さらにゲストに『Jazz The New Chapter』の編著者・柳樂光隆さんをお迎えし、「ループ感覚」「Jディラ」「YouTube」などをキーワードにジャズとヒップホップの影響関係を探る鼎談を収録。続けて2015年以降のシーンを取り上げる『3』も着々と準備中ですので、どうぞご期待ください!