平和主義は貧困への道

平和主義は貧困への道

著:佐藤健志

2,200円(税込)
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「バカをやるのは利口者!やはりブルース・リーは正しかった。“考えるな、感じろ”さあ、目を開け。」―――――――評論家・中野剛志氏、絶賛!だけど、日本は大丈夫!わが国の平和主義が、非現実的な観念論に終始しがちなことは、よく知られている。それにより、戦争の危険がかえって高まりかねないことも、しばしば指摘されてきた。「平和主義は戦争への道」というわけだが・・・誰も気づかない事実を明かそう。平和のもとで、国はたいがい繁栄する。ところが戦後日本の平和主義は、貧困を不可避的にもたらすのだ!平和主義、それは貧困への道なのである!!さらに、誰も気づかない事実を明かそう。わが国の保守は、平和主義の非現実性を長らく批判してきた。ところが、ほかならぬ保守も、自覚しないまま平和主義を信奉しているのだ!右も左も貧困が好き! 日本が落ちぶれてきたのも、当然の話ではないか?!こうしてわが国は、誇りと絶望のはざまで対米従属の経路を歩む。そのことを批判する主張も、決して珍しくはない。しかし、誰も気づかない事実を明かそう。従属が深まり、行き詰まれば行き詰まるほど、日本人は爽快になってくるのだ!対米従属の末路、それは爽快なものなのである!!「何だって、そんなバカな! どうしてそんな話になるんだ?!」あなたの疑問はもっともである。何かがおかしいのは明らかだ。とはいえ、おかしいのは何なのか?日本の低迷や没落の陰にひそむ、7つの真実をさぐることで、「利口な者ほどバカをやらかし、国の方向性を誤る」現状を脱却し、未来にいたる道を示す。序章  賢いほどのバカはなし第一章 平和主義は貧困への道第二章 平和主義は少子化への道第三章 愛国は虚妄か、さもなければ売国だ第四章 経世済民のために経世済民を放棄せよ第五章 従属徹底で自立をめざせ!第六章 政治は口先と言い訳がすべて終章  不真面目こそ未来を拓くパターン化された発想を捨てろ。考えるな、感じろ。そして、目を開け。もう一度、カバーの美女を見つめるのだ・・・だけど、日本は大丈夫!──ということにしておこう。著者略歴 佐藤健志(さとう・けんじ)1966年東京都生まれ。評論家・作家。東京大学教養学部卒。1989年、戯曲「ブロークン・ジャパニーズ」で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞受賞。主著に『右の売国、左の亡国』『戦後脱却で、日本は「右傾化」して属国化する』『僕たちは戦後史を知らない』『夢見られた近代』『バラバラ殺人の文明論』『震災ゴジラ!』『本格保守宣言』『チングー・韓国の友人』など。共著に『国家のツジツマ』『対論「炎上」日本のメカニズム』、訳書に『〈新訳〉フランス革命の省察』、『コモン・センス完全版』がある。ラジオのコメンテーターはじめ、各種メディアでも活躍。2009年~2011年の「Soundtrax INTERZONE」(インターFM)では、構成・選曲・DJの三役を務めた。

ジャンル
趣味・実用
出版社
ベストセラーズ
提供開始日
2018/09/19

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