フォーナが走る 4巻

完結

小山田いく

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    生物資源局の一員として日々、変異体生物との戦いを続ける「フォーナ」こと布尾七樹(ふお ななき)。冥王高校の変異体コウモリ事件を通して知り合った小日向春日(おびなた はるひ)と川瀬、超能力猫「ミノー」の飼い主である五十川芙由子(いそかわ ふゆこ)と兄の良太は友人としてそんなフォーナをサポートしている。…今、東京はまさに戦場と化そうとしていた… フォーナの新たな敵、呂鬼宗司(ろき そうし)はかつて生物資源局の「N」こと能瀬調査部次長のライバルだった男。変異体を新たな進化の可能性と考えた彼は変異体の殲滅をとなえる能勢と対立し生物資源局を去ったが、その後変異体の研究を進め、ついに自らが作った変異体生物のデータを取るべくこれらを東京に放ったのだ。人々を襲う変異狼、ビルを倒壊させる変異シロアリ、そして変異ムカデの大量発生… 東京はパニックに巻き込まれる。このパニックの中で父親が怪我をし、東京を離れざるを得なくなった春日。春日は別れの前にフォーナへの思いを込めて呂鬼と戦うための新たなシステムを開発するのであった! 春日の想いと共に呂鬼に最後の戦いを挑むフォーナ。戦いの行方は!? そしてその戦いの先にフォーナが見た物は!? 「ウッド・ノート」で鳥たちの生態を生き生きと描いた小山田いくが動物の生態系の破壊に鋭い警鐘を鳴らすサスペンスストーリー最終巻! 小山田いく先生の当時の単行本コメント 『一日一度は、家のまわりや庭を眺めていると、毎年そこの生き物が、けっこう変わっていくのがよくわかります。数年来多かったジャコウアゲハが今年は減って、ウスバシロチョウが目立つとか、日本タンポポが少しふえたとか…。そこから何かを読み取る力は、僕にはありませんが、それでも毎日、ながめ続けたいと思います。』

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