人間椅子

著:江戸川乱歩

550円(税込)

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    「椅子の中の恋! それがまあ、どんなに不可思議な、陶酔的な魅力を持つか、実際に椅子の中へ這入って見た人でなくては、分るものではありません。それは、ただ、触覚と、聴覚と、そして僅かの嗅覚のみの恋でございます。暗闇の世界の恋でございます。決してこの世のものではありません。これこそ、悪魔の国の愛慾なのではございますまいか」…椅子専門の家具職人である「私」の倒錯した恋慕を描く「人間椅子」のほか、「お勢登場」「二癈人」「鏡地獄」「押絵と旅する男」「芋虫」の代表作6編を収めた。

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    レビュー

    レビューコメント(7件)
    • 2016/02/04

      はー、面白かった。
      乱歩ってほんと、うつるもの(鏡とかレンズとか)に特別な目線を向けとったんやね。目羅博士のも面白かった。
      でも一番すごかったのは虫。とんでもないやんでれで、青頭巾以上の執着っぷりで狂...

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      Posted by ブクログ
    • 2006/10/24

      奇妙な味の本にハマッタ頃があって。けっきょくココにちゃんとたどり着く。人間椅子を読んで。こりゃヘンタイじゃ。とは思ったものの。世の中にはエロいとかキモイとかフェチとかいって済まされちゃうpopなコトバ...

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      Posted by ブクログ
    • 2011/03/26

      「虫」愛欲(合一欲)と支配欲は他者を対象化即物化する点で区別がつかないのならば、性愛と殺人も或る場合では同じ何かの別の現れか。「防空壕」生と死のあわいで恐怖と美と愛欲と神秘と荘厳が渾然となる、あの結末...

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      Posted by ブクログ
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