直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録

著:秋元雄史

1,408円(税込)

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    「僕は地面に杭を打ち込むように、吹けば飛ぶ芸術からどうやっても動かない聖地をつくろうとした。」“現代アートの聖地”はなぜ、どのようにして生まれたのか?仕掛け人が明かす圧巻のドキュメンタリー「一生に一度は訪れたい場所」として、国内のみならず世界中から観光客がこぞって押し寄せる、瀬戸内海に浮かぶ島・直島。そこは、人口3000人ほどの小さな島ながら、草間彌生や宮島達男、安藤忠雄ら錚々たるアーティストたちの作品がひしめきあう「現代アートの聖地」となっている。世界に類を見ないこの場所は、いったいなぜ、どのようにして生まれたのか?今まで、その知名度とは裏腹にほとんど語られてこなかった誕生の経緯を、1991年から15年間、ベネッセで直島プロジェクトを担当し、「家プロジェクト」や地中美術館などの画期的な作品群・美術館を生み出した仕掛け人が、2006年に島を離れて以降初めて、自らの経験をもとに語り尽くす。そこには、暗闇のなかでも諦めずがむしゃらに挑戦し続けるひとりの人間の姿があり、その苦闘の末に生み出されるのは、あらゆる理不尽を飲み込み時代を超えて受け継がれる奇跡のようなアートの数々である。「それはまるで、一流のアスリートがオリンピックという晴れの舞台で世界記録を出すような瞬間である。単なる一流選手の個人の記録を超え、なにか時代を画する、時代を次のフェーズに動かしていくような奇跡のような記録を残す。そういう作品を、アーティストが直島で制作することを望んだ。そうでもしなければ、あの小さな島に誰かが注目してくれることなどないと思ったのだ。」(本文より)◯目次PROLOGUE はじまりの直島第1章 「直島」まで第2章 絶望と挑戦の日々第3章 暗闇のなかを突っ走れ第4章 現代アートは島を救えるか第5章 そして「聖地」が誕生したEPILOGUE まだ見ぬものを求めて安藤忠雄氏による特別寄稿直島に関する参考資料

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    • 2020/01/27Posted by ブクログ

      月1で美術の本ということで、直島を思い出しながら読んだ。作品がどんなふうに作られてたのか、展示を思いながら楽しめる。製作秘話が詳細に書かれていて、なんていうか回顧録なのに小説のように面白い。南寺にまた...

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    • 2019/08/25Posted by ブクログ

      芸術の島直島の立ち上げ頃からベネッセ中途入社社員として関わってきた秋元氏の直島誕生の回想録。
      芸術がひとつの島を聖地にし、瀬戸内を活性化した経緯を克明に記す。
      金と人が両方うまく回った稀有のケース。
      ...

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    • 2019/02/24Posted by ブクログ

      あれは2000年か2001年だった。かねてから興味を持っていた直島を知人の紹介で訪問し、全くの素人ながら、現代アートの島に激しい衝撃を受けた。本書に登場した地元の菊田さんに案内してもらい、恐らく秋元氏...

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