がいなもん 松浦武四郎一代

河治和香

1,683円(税込)

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    “北海道の名付け親”を描いた決定版小説! 明治16年。齢60を過ぎても矍鑠としている松浦武四郎は、絵師の河鍋暁斎の家にやって来ては、暁際の娘の豊に昔語りを始めるのだった――。 武四郎は、文化15年に伊勢国、今の三重県松阪に生まれた。早くから外の世界に興味を持ち、16歳で家出する。その後は、蝦夷地をはじめ日本全国を歩いた冒険家として、また“北海道の名付け親”として知られる。 蝦夷地は6回も訪れ、アイヌと親しく交わり、9800(!)ものアイヌの地名を記した地図を作り、和人による搾取の実態を暴いて公にしたため、命を狙われた。そして、〈北海道〉は最初の提案では、〈北加伊道〉だったという。そこにはアイヌの人々に対して籠められた武四郎の思いがあった。蝦夷地通として、吉田松陰や坂本龍馬にも相談に乗っていた。 ただ、武四郎の凄さはこれだけではない。 古銭をはじめとして一流の蒐集家であり、古希の記念に富士登山をしたり、葬儀の一部始終を記した遺言状を作ったり、一畳敷の茶室を自分の棺にしようとしたり、〈終活〉にも達人ぶりを見せていた。 武四郎老人が自らの生涯を振り返るという形式で、「傑物にして奇人」であった全貌に迫る伝記小説。

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    • 2019/10/28Posted by ブクログ

      詳細は、こちらをご覧ください
      あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート
       → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1352.html

    • 2019/06/04Posted by ブクログ

      「がいなもん」とは彼の生地伊勢の方の言葉で、(ネタバレかも知れないけど)途方もないヤツとか、とんでもないヤツとかいう意味だそうだ。そのタイトル通りの、破天荒な生涯を綴った一代記である。

      16歳で、奉...

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    • 2018/10/01Posted by ブクログ

      「北海道の名付け親」として知られる松浦武四郎の伝記的小説。
      晩年の松浦武四郎が「北海道人樹下午睡図(武四郎涅槃図)」と呼ばれる大作の絵を発注していた絵師の河鍋曉斎の娘・豊に武四郎が昔語りをするというス...

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