【最新刊】公共図書館の冒険――未来につながるヒストリー

公共図書館の冒険――未来につながるヒストリー

1冊

編:柳与志夫 編:田村俊作

3,850円(税込)

本作品についてクーポン等の割引施策・PayPayボーナスライト付与の施策を行う予定があります。また毎週金土日曜日にオトクな施策を実施中です。詳しくはこちらをご確認ください。

    今とは違う、別の公共図書館がありえたのではないか、それが本書を生み出す母体となった研究会メンバーの共通の思いだった。近代公共図書館が欧米で成立してからまだ200年もたっていない。我が国においてある程度普及してきたのは100年程度の話だ。一般の人々や図書館関係者の間で公共図書館像の揺らぎがあっても何の不思議もない。近年の指定管理者問題や無料貸本屋論争を見ていると、そもそも公共図書館という制度は日本に根づいているのだろうか、という疑問もわいてくる。その一方で、書店や出版をテーマとする本と並んで、図書館に関する本が次々と出版されている。そこにはさまざまな背景を持つ人々の図書館に対する期待や不満、理想が込められているのだろう。残念ながらそれに対して、図書館界から、これからの新しい公共図書館像が提示されているようには思えないのである。そして、私たちが、その解決のヒントを得ようとしたのが、我が国の公共図書館史をもう一度見直してみることだった。そこに別の可能性、別の見方があったのではないだろうか。(「まえがき」より)〈歴史から見直す〉〈図書館ではどんな本が読めて、そして読めなかったのか〉〈本が書架に並ぶまで〉〈図書館界と出版業界のあいだ〉〈図書館で働く人々――イメージ・現実・未来〉〈貸出カウンターの内と外――オルタナティブな時空間〉〈何をしたかったのか、何ができるのか〉の全7章。

    続きを読む
    提供開始日
    2018/06/22

    レビュー

    4
    2
    5
    0
    4
    2
    3
    0
    2
    0
    1
    0
    レビュー投稿
    • 2019/01/23Posted by ブクログ

      司書資格の科目の「図書館史」では現代史が駆け足になるが(せいぜいが「中小レポート」と「市民の図書館」くらい)、主要なトピックを拾って丁寧な解説がついていて勉強になった。図書館関係の本は、とかく当事者が...

      続きを読む
    • 2018/05/07Posted by ブクログ

      公共図書館に関する独自のトピックを設定し、歴史的に概観した図書。各章は分担執筆の形をとり、それぞれの章で独自の「問い」を立て、検証している。
      面白いと思ったのが、学生の席貸し排除や専門性確保の目的で、...

      続きを読む
    • 2018/04/29Posted by ブクログ

      公共図書館。
      さまざまな資料を、無料で、どんな人でも読めるのは図書館の大きな特徴であり、利点である。
      一方で、ベストセラーを数多く所蔵し、本にお金を使いたくない人のための「無料貸本屋」になっているとい...

      続きを読む

    セーフモード