【最新刊】おもかげ(毎日新聞出版)

1,400円(税込)
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「忘れなければ、生きていけなかった」浅田文学の新たなる傑作、誕生――。定年の日に倒れた男の〈幸福〉とは。心揺さぶる、愛と真実の物語。商社マンとして定年を迎えた竹脇正一は、送別会の帰りに地下鉄の車内で倒れ、集中治療室に運びこまれた。今や社長となった同期の嘆き、妻や娘婿の心配、幼なじみらの思いをよそに、竹脇の意識は戻らない。一方で、竹脇本人はベッドに横たわる自分の体を横目に、奇妙な体験を重ねていた。やがて、自らの過去を彷徨う竹脇の目に映ったものは――。「同じ教室に、同じアルバイトの中に、同じ職場に、同じ地下鉄で通勤していた人の中に、彼はいたのだと思う」(浅田次郎)
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レビュー
- いいね 0この内容にはネタバレが含まれています
- おもかげ(毎日新...Posted by ブクログいいね 0
涙、切なさ、最後は絶対Happyな気分を味わえる一冊。
主人公の竹脇正一(65)は第二の定年で会社を卒業する送別会の帰り地下鉄内で倒れ集中治療室に運ばれて重篤。それを見舞う同じエリートを歩み社長迄登...続きを読む - おもかげ(毎日新...Posted by ブクログいいね 0
定年退職の送別会で贈られた花束を胸に、家路に向かう地下鉄の中で倒れた男・竹脇正一。
ICUのベッドの上、生死の境を彷徨う中、妻・節子、娘・茜の婿・武志、親友・徹、看護師・児島、それぞれがそれぞれの越し...続きを読む
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