書き換えられた明治維新の真実

書き換えられた明治維新の真実

著:榊原英資

968円(税込)
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テロとポピュリズムによるクーデターという「明治維新」の実像!!勝者による歴史解釈・薩長史観を排し、真実の明治維新史を読み解く。これまでの、「開明派」薩長が、「守旧派」幕府を倒し、日本の近代化を成し遂げたという歴史観は、勝者の側が歪めた歴史解釈である。列強の植民地化を回避し、日本が急速な近代化を成し得たのは、実は徳川幕府の功績によるものだ。「不合理な熱狂」としての明治維新を読み解くことで、現在の日本が、江戸時代の遺産で形づくられていることがみえてくる。第一章 近代日本は徳川幕府がつくった近代日本の基礎をつくったのは、老中首座・阿部正弘の大改革現在の義務教育につながる教育改革適切だった幕府の開国政策は、こうして敗北した倒幕後に新政府が推進したのは、これまでの幕府の政策だった・・・第二章 薩長土のテロが時代を動かした攘夷はいかに、日本全体の国論となっていったのか当初、テロリズムに走った「維新のヒーロー」たち明治政府によって歪められた歴史解釈・・・第三章 幕府が開明派で、薩長こそが守旧派だった「不合理な熱狂」という明治維新の正体西郷たちの賭けだった倒幕クーデター強大な海軍力を投入していれば幕府の巻き返しも可能だった植民地化の危機を回避した勝海舟・・・第四章 明治新政府を支えたのは旧幕臣たちだった日本の近代化に貢献した欧米留学生たち初期の明治政府を支えた旧幕臣たち明治以降の「官僚国家」のベースをつくった江戸幕府・・・第五章 江戸時代の遺産が、日本社会を形づくっている富の集中がない社会の原型は、江戸時代につくられた江戸からつづく権力と富が分離した日本社会民に蓄積された富が急速な近代化を支えた地方分権が進み独立していた農村と都市明治維新によって庶民生活が激変したという錯覚社会の上部構造だけを大きく変えたクーデターという実態・・・

ジャンル
学術・学芸
出版社
詩想社
提供開始日
2018/04/17

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