マリオネット師【第9巻】

小山田いく

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    街はドラマに満ちている… 人は秘密に満ちている… その秘密を抜いていくスリがいる… 人形使い、九頭見灯、いまだ前科0犯… 偶然のように見えた出会いだったが… 実は…。街で落とした荷物を拾った事から俊六が知り合った美しい女性、精霊田礼。礼は俊六が劇団Vの話をしたところ「田舎にある亡父の家に脚本に使えそうな資料が沢山保存してある」という。俊六はデートの誘いでは?と訝しがるみのりを連れて礼の家を訪れる。そこは膨大な資料が積み上げられた古民家だった。気味悪がるみのりをそっちのけに資料に夢中になる俊六。帰り際、礼の車が故障し、その家に泊まる事を余儀なくされる俊六とみのり。その時、闇が二人の前で口を開く…。その他、かつて名を上げた老スリの見事ながらも悲しい引き際…「疾風のダイ」。 かつて共に医師の道を目指した幼なじみと再会した灯、その胸に去来するものは…「幼なじみ」。 街中でばったり会った非番同士の蛍と斗賀、二人でのんびりするはずが思わぬ事件に巻き込まれる「ふたつの非番」など。「すくらっぷ・ブック」で温かな青春像を描いた小山田いくが一転、社会的テーマを絡めた人生劇の描き手として作品を通じ鋭い問題提起を行う、社会派少年漫画第9巻! 小山田先生の当時の単行本コメント 『僕は昔から、時折、夢で見た光景をマンガのアイデアに使っています。ここに収められた「幼なじみ」の話も、実は、夢で見た話をアレンジしたものなのです。-ただ、夢の中では、もっとずっと気の利いたオチがあったはずなのに…それが、どうしても思い出せずに、この話になってしまいました。…夢で見た最高のオチ(!)、あなたはどんなもんだと思いますか?』

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