天からやって来た猫(新潮文庫)

天からやって来た猫(新潮文庫)

塩田丸男

1

多忙にかまけて、人生を雑に生きてきた新聞記者の浦野は、ふとしたきっかけで一匹の仔猫を貰いうけた。名前はパイ。煤けたような灰色の毛と短い尻尾をして、外観・動作は心細く、普通の猫のような知恵も阿諛も示さなかったが、その天性の自然な生き方は、バラバラだった一家の心をひとつに結び、多くのかけがえのない真実を教えてくれた。無類の愛猫家が贈る、涙と笑いの長編小説。

ジャンル
文芸
出版社
新潮社
掲載誌/レーベル
新潮文庫
閉じる
開く