ぼくと2まい葉

ぼくと2まい葉

水田宗子/小原風子

979円(税込)
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※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。“さみしいぼくの心を包み込んでくれたのは、おばけみたいな2まいの葉っぱだった”お母さんを亡くした5歳の男の子「ぼく」が、2000年生きるという2まい葉と出会い、会話する中で、成長していくお話。植物の存在を信じないパパからは「化石じゃないの?」と言われ、男の子は太古の世界を想像する。やがてママは化石になってまた会いにくる、という希望を抱いていく。植物の名はウエルウイッチア、別名「キソウテンガイ」。アフリカのナミブ砂漠にのみ自生する希少植物。砂漠という過酷な環境で、2まいの葉だけを長く伸ばし続け、数百年から2000年生き続ける。2まいの葉を伸ばし続ける植物は、他に類がないことから「奇想天外」と呼ばれることも。現在、ウェルウィッチアの若い個体はほとんど見つかっておらず、世界中の植物園では栽培しながら、種の存続を試みている。※本書が書かれるきっかけとなった城西大学薬用植物園(埼玉県坂戸市)では、ウェルウィッチアをはじめ、絶滅の危機にある植物を数種展示。種の保存に力を入れている。

ジャンル
絵本
出版社
ポエムピース
提供開始日
2018/03/14
ページ数
35ページ

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