【最新刊】なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか 「脱中華」の日本思想史

なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか 「脱中華」の日本思想史

著:石平

850円(税込)

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    大和朝廷が儒教より仏教を重んじた理由とは? 江戸の儒学者や国学者が見つけたものは何か? 文明の独立自尊を守り抜いた、日本人の「知の営み」の凄さ! なぜ日本は、中韓から超絶した素晴らしい国になったのか。その秘密は、中華文明と果敢に対峙しつづけた日本思想史にあった。歴代の中華帝国は「中華文明」を振りかざし、周辺国に圧倒的な影響力を及ぼしてきた。しかし日本だけは、決して呑み込まれなかった。聖徳太子、最澄、空海、伊藤仁斎、荻生徂徠、本居宣長はじめ、日本の偉大な思想家たちは何を考えてきたのか? そして日本人は、いかに「中華」を完全に排除し、世界でも類を見ない日本文明の思想的高みに至ったのか? 実は、中国からやってきた著者にとって、どうにも不可解なことがあった。どうして、江戸時代以前の日本の代表的な思想家はほとんど仏教の世界の人間なのに、江戸時代期に入ってからの代表的な思想家はほとんど儒学者なのか、ということである。この疑問について考えていくなかで、著者は様々なことに気づく。仏教も儒教も、6世紀頃、ほぼ同時に日本に伝わってきたはずなのに、日本人の受容の仕方はまったく違っていた。それはなぜなのか? また、江戸時代に儒教を取り入れていながら、儒教国家であった中国や朝鮮のような国にならなかったのはなぜか? 対中関係という視点から見ることで、日本思想史はこれまでの「日本人の常識」とはまったく違った貌を見せはじめる。北京大学哲学部卒・山本七平賞作家による、独創的かつ驚愕の「日本文明の謎に迫る知的冒険」。 【目次】●序章:思想としての「中華」とは何か ●第1章:飛鳥・奈良時代――脱中華から始まった日本の思想史 ●第2章:平安から室町――仏教の日本化と神道思想の確立 ●第3章:江戸儒学の台頭と展開――朱子学との戦いの軌跡 ●第4章:国学の快進撃――日本思想史のコペルニクス的転回 ●終章:幕末と明治――儒教の復権と国民道徳の形成

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    提供開始日
    2018/02/23
    連載誌/レーベル
    PHP新書

    レビュー

    • 2020/07/25Posted by ブクログ

      他の方も指摘されているように、タイトルと内容が少し違うかなと。内容は推古朝から明治に入るまでの壮大な日本思想史。思想という視点で日本史を見たことが無かったので、とても新鮮な驚きを持って、筆者の立論にう...

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    • 2018/02/23Posted by ブクログ

      「脱中華」に日本思想史という副題の方が内容をよく言い当てている。
      黎明期の日本が強大な支那に対して独立を保つために、儒教ではなく仏教を思想として採用した経緯。そこからの仏教の変容と儒教の対等、さらに国...

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    • 2018/04/12Posted by ブクログ

      隣国の中華思想にさらされた本邦が思想的に如何に克服してきたかを探った思想史。
      各思想を深掘りすることはないが、流れに沿って簡潔かつ必要十分に特徴を記している。
      著者の問題意識や思考の流れを辿ることがで...

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