神子は奴隷王に繋がれる

神子は奴隷王に繋がれる

「お前は奴隷か?奴隷ならこの船に乗る権利がある」海賊船『死の箱舟号』の船長サガンに拾われた少年・ナギ。ナギは、記憶を失っていた。海賊の一員となったナギは、ある出来事から、毎晩サガンと同衾(どうきん)することに。過去を背負いながらも今を生きるサガンに心惹かれていく。ずっとこのままサガンのそばにいたい。そう思うたび、まるで咎(とが)めるように胸の痣(あざ)が疼(うず)く。運命は二人を見逃してはくれなかった――。海神に愛されるべき者は花鱗(かりん)のしるしを持つと云う。

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2024/07/31 23:59 まで有効