テフラ林ノート

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東三郎

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    「テフラ林」は筆者の造語である。海岸砂丘のテフラ層は素人目に分かりやすい。貧栄養度に育つ樹林の存在は、土壌学の有機栄養説と対立した光景である。縁あって森林生態学者と内陸部の山林について、降下テフラの勉強会を続けてきた。結論的に日本列島の宗谷から沖縄まで、自然林も人工林も広域テフラ、遠隔テフラを基盤にしていると分かった。これらの樹林は時代とともに伐採され、人間本位の生活・生産空間に変わりつつある。土地の改変は文明発達の常道で容易に止められないが、本来のテフラ流動は曲げられない。自然のルールに反すると、山地では土砂災害が発生する。樹林時代の受難は人間社会に襲い掛かるのである。テフラ林と言う新語に社会的な意味があるとなった。本書では自然と人間の多様な繋がりを、メモ歌に収録し、全体像を浮き彫りにする思考材料にした。第三者の合意賛同のメモ歌があれば、対話のきっかけになると思う。つまり話題の提供版である。11.10.2017 東 三郎

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