ハリケーン

著:高嶋哲夫

1,382円691円(税込)
ポイント 6pt

連続発生する台風、記録的豪雨と暴風、地盤の変容、急増する土砂崩れ……。「もはや、異常気象じゃない」自然の猛威に翻弄される気象予報官の焦燥と葛藤。自然災害超大国ニッポンだから生まれたサスペンス大作3年前に地元の広島で起きた土砂災害で両親を亡くしている気象庁の予報官・田久保は、地球温暖化などの影響で、益々頻発し大型化する台風の対応に忙殺されていた。私生活で家族を顧みることはほとんどなかったが、認知症を患う義母の介護のため、東京都の多摩ニュータウンにある妻の実家に転居する。直後、史上類を見ない超大型台風が太平洋で発生し、日本に向かった。広島の惨状を胸に刻みながら、進路分析や自治体への避難勧告に奔走する田久保。それでも関東では土砂崩れが次々と起こり、被害は多摩ニュータウンにも及ぶ。

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レビュー

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  • 2019/01/11Posted by ブクログ

    気象庁の予報官が主人公の小説。終わりが尻切れとんぼな感じはあるが、家族の問題なども含め、興味深い主題だったと思う。既に人が住んでいたりする場合、目を背けがちだが、「危険な地域にはそもそも住むべきではな...

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  • 2018/06/28Posted by ブクログ

    読みやすかったけど、今までの高嶋さんの作品と比べるとちょっと違和感というか物足りなさを感じてしまう。人間関係の描写も中途半端な印象。 でも、近年の気象の変化、土砂災害の危険性などはここ最近の災害の多発...

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  • 2018/06/06Posted by ブクログ

    舞台となる土地に縁があったので手に取った。土地を知っていると想像が膨らんで感情移入しやすい。登場人物たちの物語が交錯する部分がもう少し多いとさらに良かった。最後に強引に重ねた感が否めない。

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