地図で読む昭和の日本:定点観測でたどる街の風景

著:今尾恵介

1,672円(税込)

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    【電子書籍化にあたり、地図・図版をカラー化しました】街の風景は気づくと変わっている。しかし、何がどう変わったかなかなか思い出せないことも多い。そのような日々のささやかな変化の積み重ねがいまの街のすがたを形づくる。日本のさまざまな地域の歩みを「定点観測」でたどってみたい。時代の異なる同じ地域の地図を数種類比べることで、それぞれの時代になにが大切にされ、どのような変化があったのかが見えてくる。明治時代の地図を見ると干潟に塩田が広がる千葉県谷津。昭和36年の地図では干潟が埋め立てられ、遊園地となり、海上にジェットコースターが延びる。その後、平成19年の地図では団地がならび、干潟のごく一部だけが保存されている。日明貿易で発達した大阪の堺市は明治の地図を見るとその「大きさ」が実感できる。昭和15年の地図には多くの鉄道が描かれ、大浜海水浴場や水族館で賑わう街の様子がうかがえる。その後、太平洋戦争では度重なる空襲を受け、戦後はさまざまな工場が建ち並び、風景は一変する。このほか、名古屋の中村、仙台の長町、東京の立川や銀座、博多や横浜など、全28景を追いかけていく。谷津と堺は地名変更や大阪都構想に揺れる。詳細な地図をもとに日本各地の街の歴史を考えることで、国のかたちが浮かび上がってくる。

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    • 2019/11/27Posted by ブクログ

      今尾氏お得意の定点地図比較の本です。
      一万分の1の地図を使用しているので、銭湯や交番などの
      場所も今と昔で確認することができます。

      千葉や川崎の海岸線などは、同じ場所とは思えないくらい
      の変わりよう...

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    • 2013/08/17Posted by ブクログ

      紹介されているのは著者が興味を持った場所でしかないが、これがまた秀逸。非常に面白い。今尾恵介さんの本ではピカイチではないか。

    • 2013/02/08Posted by ブクログ

      このテの本はだいたい東京だけ、大阪だけなど限定的なパターンが多いものだ。しかしこの本は京都のみならず名古屋、武蔵浦和、習志野、横浜、仙台、尾久、川崎、博多などバラエティに富んでいる点が素晴らしい。
      ...

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