老いるということ

老いるということ

黒井千次

4

これまでにない長い老後を生きる時代が到来した現代、人は老いとどのように向き合えばいいのか。さりげない表現の中に現代日本人の老いを描く幸田文。島崎藤村が綴る老後の豊富さと老いることの難しさ。伊藤整が光を当てた老いの欲望と快楽。伊藤信吉が記す90代の老年詩集……。文学作品・映画・演劇に描かれたさまざまな老いの形をとおして、現代に生きる者にとっての<老い>の意味と可能性を追究する。

ジャンル
エッセイ
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
講談社電子文庫
閉じる
開く
  • 6回使える70%OFFクーポン(上限・条件あり)