否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる闘い

否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる闘い

ナチスによる大量虐殺を証明できるか――「歴史学者」対「ホロコースト否定者」真実をかけた法廷闘争、緊迫の1779日。 実際にあった世紀の裁判の回顧録。歴史家は何が起きたかを客観的に確認するという方法で歴史的な“真実”を確立していく。ただし、他の歴史家が異なる結論に到達する可能性のあることを、つねに承知している。――本文より 「ナチスによる大量虐殺はなかった」そう主張する、イギリス人歴史家アーヴィング。彼を“史実を歪曲したホロコースト否定者”と断じたユダヤ人歴史学者リップシュタットは、反対に名誉毀損で訴えられる。裁判に勝つには、ホロコーストが事実だと法廷で証明するしかない。だが予想に反し、アーヴィングの主張は世間の関心を集めていく――。実際にあった世紀の法廷闘争の回顧録。

ジャンル
文芸
出版社
ハーパーコリンズ・ジャパン
掲載誌/レーベル
ハーパーBOOKS
提供開始日
2017/11/17

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